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2022.09.20
周年イベントにおすすめのアイデアは?成功させるためのポイントも紹介
周年記念イベントは、単に創業からの節目を記念するためだけで無く、社員のモチベーションアップや社外との関係性を構築するのに最適なイベントです。実際に周年記念イベントを開催するにあたって、どのようなイベントを企画すればいいか悩む人もいるのではないでしょうか。
そんな悩みをお持ちの方のために、この記事では周年記念イベントにおすすめのアイデア例を紹介しています。
実際に開催した周年記念イベントの事例や、周年記念イベントのアイデアを出すときのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
周年記念イベントにおすすめのアイデア例
周年記念イベントを実施するにあたり、おすすめのイベントアイデア例を5つ紹介します。
- 5年や10年単位の記念事業
- 社員間の想いを共有するイベント
- 社外に向けて発信できるイベント
- 企業の軸を明確にするイベント
- コロナ禍でも取り組める周年イベント
目的や開催する環境に併せてイベントを企画すれば、参加者の満足度を高める効果も期待できるでしょう。それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
5年や10年単位の記念事業
周年記念イベントは、大前提として創業から5年や10年単位を記念することを目的として開催されることが多いです。そのため、まずは節目を迎えることを記念する内容を企画するのが良いでしょう。
たとえば、創業からこれまでの活動をまとめたり、企業の成長をまとめたりすれば従業員も実感を得やすいです。また、将来の展望を社員全員で共有できれば、モチベーションアップの効果も期待できるでしょう。
社員間の想いを共有するイベント
社員間の想いを共有するイベントを周年記念で開催すれば、従業員が自分の属する会社に対して考える機会を与えられます。
記念式典を開催すれば会社の理念を浸透させられたり、企業としての未来や自分の未来を考えたりできます。また、記念品を作成して従業員に配布すれば、節目のタイミングでどのようなことをしていたかを思い出すきっかけにもなるでしょう。
合わせて、節目のタイミングにVI(ビジュアル・アイデンティティ)を変更する企業も増えています。制服や企業ロゴなどを変更して、企業としての変化をもたらしてみるのもおすすめです。
社外に向けて発信できるイベント
周年記念イベントは、社外に向けて発信するのも効果的なイベントです。いくら社員間の関係を強固にできたとしても、取引先や顧客との関係をないがしろにするのはおすすめできません。
周年記念イベントに招待した顧客や取引先に対し、おもてなしや感謝の意を伝えることで、良い印象を与えられます。また、顧客に対して企業の実績をアピールする場にもなり、一つの取り組みとして特別なロゴや記念品を作成することも多いです。
記念ロゴについては顧客や取引先にインパクトを与えられるものとなりますし、記念品をお土産として贈呈すれば、顧客を大事にしていることもアピールできるでしょう。
加えて、周年記念時のイベントや式典は社史や実績などを取引先に改めてアピールできる場となります。自社のプレゼンスを高める効果も期待できるため、顧客との関係構築にもおすすめです。
企業の軸を明確にするイベント
いくら良いイベントの企画・準備をしても、企業の軸が反映されていなかったりブレていたりするケースは多いです。そのため、企業の軸を明確にするのも周年記念イベントとしておすすめの企画内容となります。
周年記念イベントを企画するうえで大切にしたいのは、企業のブランドおよび理念です。周年イベントに関係なく、企業ブランディングをする場合はいつでも立ち返る必要があります。
イベント内容の一環として、社員から募集するのもおすすめです。また、企業理念が社員や従業員に浸透していないと感じているなら、周年記念のタイミングで見直してみるのも良いでしょう。
コロナ禍でも取り組める周年イベント
コロナの影響で一つの場所に集まるのが難しい今、コロナ禍でも取り組める周年イベントが注目されています。現在はオフラインとオンラインの両方から参加できるハイブリットイベントが主流です。
また、ブランディング動画を制作・公開すれば、社員の一体感が生まれることに加えて、組織としてのレベルアップが期待できるでしょう。
社員の意識や方向性の統一は重要です。オンラインでも開催できるイベントを積極的に企画して、周年イベントの拡大につなげましょう。
実際の周年イベント事例について
アズムクリエイションでは、さまざまな周年イベントを手掛けてきました。ここでは代表的な周年イベントの事例として、以下の2つを紹介します。
- 周年記念パーティー
- 周年記念セレモニー及びコンベンション
それぞれのイベント事例について、詳しくみていきましょう。
周年記念パーティー
IT企業様の周年記念パーティの制作業務を担当させていただきました。
具体的な担当業務としては、演出進行、ステージデザイン、会場レイアウトプランニング、照明デザイン、映像ハードの設計、音響設計、それぞれのオペレーション業務の他、VTR制作を担当させていただきました。
創業からの歴史を振り返るVTRを制作し、効果的にプログラムに組み込みました。VTR制作とイベント制作をワンストップで請け負える弊社ならではの演出だったかと思います。
また、ご来賓のVIPの皆様にご登壇いただき、お祝いの場ではおなじみの鏡割なども実施、賑やかで印象に残る周年記念パーティとなりました。
周年記念セレモニー及びコンベンション
企業様の創業周年式典の制作業務を担当させていただきました。
具体的な担当業務としては、式典プログラムの企画制作、演出進行の企画制作、ステージデザイン、会場レイアウトプランニング、照明デザイン、映像ハードの設計、音響設計、それぞれのオペレーション業務を担当させていただきました。
主催企業のグループ会社代表者が海外拠点もふくめ世界中から参加されるため、各国語に対応した台本、映像の制作をしました。
当日のアテンド対応や進行上の説明など各シーンでも多言語対応が必要な業務でした。
式典全般とおして、創業時から現在までの軌跡、そしてこれからの未来のビジョンを参加者に訴求する内容で構成。
登壇者スピーチや演出映像などに社内外に伝えたいメッセージを盛り込み、参加者へのメッセージ性の強い式典を開催しました。
最近の周年記念イベントの傾向
周年記念イベントは、オフラインイベントが主流と考えられていました。しかし新型コロナウイルスの流行によって、現在ではオンラインとオフラインを組み合わせたイベントが増えてきています。
オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッドイベントは、それぞれの良いところを活かせるのが特徴です。オフラインでの実施が難しい演出も、オンライン上であれば実行に移しやすいのはメリットといえるでしょう。
また、新型コロナウイルスによって、オンラインイベントの環境が整った背景もあります。実際、プロモーション関係のイベントはオンラインでの開催が重視され始めており、オフラインと比較してより高い効果が見込めるケースもあるでしょう。
周年記念イベントを開催する目的
周年記念イベントを開催する主な目的は、主に以下の3つがあげられます。
- 経営陣から従業員へ感謝の気持ちを伝える
- 従業員に対して、企業の歴史や理念の浸透を促す
- 社外との関係構築を進める
企業が長く続いていくためには、従業員の働きが欠かせません。そのため、周年記念という特別なタイミングで従業員に感謝を伝えるのは、重要なポイントとなります。また、社員教育の一環として企業の歴史や理念浸透を促せば、意識づけのきっかけとなるでしょう。
また、社外に向けた周年記念イベントを開催する場合、取引先との関係性構築や方針発表に役立ちます。将来性を感じてもらえれば、株主や取引先との関係も良好になるため、積極的にイベントの企画として取り入れていきましょう。
>>周年記念イベント・周年事業の意味や目的は?いつやる?進め方も解説
周年イベントを成功させるためのポイント
周年イベントを成功させるためには、以下4つのポイントを意識するのが大切です。
- 周年イベントのコンセプトとターゲットを明確にする
- 会社全体を巻き込んだイベントにする
- 感謝の意を忘れない
- 過去だけではなく未来を見据える
いずれも、周年イベントを開催するなら欠かせないポイントとなります。それぞれのポイントや内容について、詳しくみていきましょう。
周年イベントのコンセプトとターゲットを明確にする
周年イベントを開催するときは、必ずイベントのコンセプトとターゲットを明確にしておきましょう。「誰のために」「何を目的とするのか」が明確になっているかどうかで、企画の内容は大きく変わります。
逆にコンセプトやターゲットが明確になっておらず、したいことだけを詰め込んだイベントとなってしまうと、イベントの完成度は著しく低くなってしまうでしょう。
周年イベントという大掛かりなイベントだからこそ、目的とターゲットの確定をしたうえで準備に取り掛かる必要があります。
会社全体を巻き込んだイベントにする
周年イベントを開催するときは、一部の人間が関わっても意味がありません。全員が自分に関係あると認識してもらえるよう、会社全体を巻き込んだイベントとしましょう。
実際、周年イベントが他人事になると特別感も失われます。
オンライン・リアルでの開催に関係なく、何かしらの形で参加者が携われるイベントを企画するように心がけましょう。
感謝の意を忘れない
周年イベントを開催するときは、関係者全員への感謝の意を忘れてはいけません。周年イベントの開催は、従業員や取引先、顧客があってこそと理解しておく必要があります。
感謝されて不快に思う人はまずいません。特に周年記念イベントという大きな舞台で感謝されるからこそ、従業員や取引先との関係が良好になる効果が期待できるでしょう。
とはいえ、感謝の場を設けられるかはイベントのコンセプトによって異なります。必ずしも入れ込むのは難しいかもしれませんが、可能な限り感謝の場は設けるように企画してみましょう。
過去だけではなく未来を見据える
周年記念イベントを開催するときの企画内容は、過去だけではなく未来を見据えたイベント内容にしましょう。過去にすがったイベント内容にしてしまうと、参加者が飽きを感じたり、イベントに面白さを感じなかったりします。
逆に未来を見据えたイベントであれば、参加者に期待感やワクワク感を与えられるでしょう。周年記念イベントという特別なイベントで面白いと感じてもらえるよう、企業としての未来を共有するのがおすすめです。
周年イベントの効果を高めるための事前準備
周年記念イベントの効果を高めるのであれば、以下4つの事前準備をしておく必要があります。
- 開催目的を整理する
- イベントに使える予算を決める
- 目的と予算に合ったアイデア例を出す
- 周年イベント開催を告知する
事前準備をしっかりできているかどうかで、イベントの成功率は格段に高まります。それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。
開催目的を整理する
周年記念イベントの開催時は、開催の目的を整理できているかが重要です。目的が明確であれば周年記念イベントの効果は最大限発揮できますが、あいまいな場合には効果が減少したり、最悪の場合にはイベント開催の意味がなくなります。
目的を明確にする段階でイベントの成功が決まるといっても過言ではないため、しっかりと時間を取って企画を進めるようにしましょう。
イベントに使える予算を決める
周年記念イベントの目的が明確になったら、予算の設定や計算をしなければなりません。まずは企業として、いくらの予算がかけられるかを検討しましょう。
加えて、イベント規模が大きくなればなるほど予算は高額になります。万が一のことを想定すると、ギリギリでの予算組みではなく、ある程度余裕を持った予算設定をしておくのがおすすめです。
周年記念イベントに限っていえば、大きな節目(50年や100年など)のタイミングでイベント規模は大きくなる傾向にあります。もし予算を抑えてイベントを企画したいなら、イベント企画会社に相談してみるのもおすすめです。
目的と予算に合ったアイデア例を出す
開催目的と予算の設定が終わったら、目的と予算に合ったアイデア例を出していきましょう。この段階で設定した企画・アイデアはイベント開催の目的同様、周年記念イベントの効果に直結するといっても過言ではありません。
もし企画を考える中で予算が足りなくなるようであれば、予算の見直しを行います。使いすぎている部分はないか、もう少しカットできる部分はないかなどを確認し、どうしても当初の予算で足りないなら、追加も検討しましょう。
周年イベント開催を告知する
準備が進み周年イベントの開催が決定したら、周年イベントの開催を告知しましょう。告知に関しては最低でも1か月前、可能であれば2〜3か月前と早い段階で実施しておくのがおすすめです。
早めに告知するためには、前倒しで準備を進めなければなりません。実際に周年記念イベントを開催する場合は、半年前から準備を始めるケースも多いです。
加えて、告知方法についても考える必要があります。SNSや広告など、ターゲットやイベントの内容に合わせて、使える告知をうまく活用しましょう。また、普段から深く付き合いのある関係各社については、招待状を出すことも多いです。
周年イベントは目的に合ったアイデアで開催するのがおすすめ
今回は周年記念イベントを開催する場合のアイデアや企画例などについて解説しました。
周年記念イベントは、開催目的やターゲットに合わせた企画・アイデアを出す必要があります。目的にそぐわないイベントを開催した場合、想定しているようなイベントの効果を得られません。
周年記念イベントの効果を確実に得るためには、必ず開催目的の整理から始めましょう。そうすれば自然とどのようなイベントを開催すべきか、予算がどのくらい必要になるかが見えてきます。
この記事で紹介した内容をもとに、ぜひ企業としての未来につながる周年記念イベントの開催を目指してください。