アズムクリエイション

EN

おすすめ

2022.07.01

社内イベントを開催する目的とは?成功のポイントやメリットも解説

社内イベントは、会社の運営においてさまざまなメリットがあるとされています。実際に社内イベントを開催する企業の数も増えてきており、自社での導入を検討している企業・経営者も多いのではないでしょうか。

しかし、社内イベントがどのような目的で開催されるかは意外と知られていません。また、目的を知らずに開催すると、社内イベントは失敗につながります。

この記事では社内イベントを開催する主な目的とあわせて、成功させるためのポイントや社内イベントを開催するメリットを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

社内イベントとは?

社内イベントとは、その名の通り「自社の中で企画・運営されるイベント」のことを指します。参加者も従業員やその家族に限定されることが多く、社内の課題解決を目指す場合に開催されることが多いです。

社内で起こりうる課題は、企業ごとにそれぞれ違います。そのため、まずは何が課題となっているのかを見極めることが大切です。

また、従業員から上がっている不満の声を集めることで、より課題解決につながる社内イベントを開催できるでしょう。

社内イベントを開催する主な目的

社内イベントを開催する主な目的は、社員間の交流や社員のモチベーションアップを目的として開催されます。

たとえば、社内でコミュニケーションが不足しているなら、部署間を超えてコミュニケーションを取れるイベントが必要です。また、業績アップや従業員のモチベーションアップを目指すなら、業績や目標が明確になるイベントを開催するのが良いでしょう。

また、社員全員の方向性を統一する目的で開催されることもあり、社員の団結力を高めるのも社内イベント開催目的の一つです。

社内イベントを開催すると業績アップの効果も期待できる

社内イベントを開催すると、会社としての業績アップの効果も十分に期待できるでしょう。

社内イベントの開催は社内コミュニケーションの活性化や充実につながります。コミュニケーションが社員間で生まれれば帰属意識が高まる傾向にあり、結果として仕事がしやすい環境となります。

働きやすい環境が生まれれば仕事がしやすくなり、結果として生産性の向上及び業績アップにつながるといえるでしょう。

会社として業績アップを目指したいなら、定期的な社内イベントの開催がおすすめです。

目的別の社内イベント企画例

目的別の社内イベント企画例

社内イベントを開催するときは、その目的に合わせた企画が必要です。

ここでは社内イベントでおすすめの企画例を、以下2つの目的に合わせて紹介していきます。

  • 社員の交流を促す社内イベント企画例
  • 社員間の団結力アップを促す社内イベント企画例

社員の交流を促す社内イベント企画例

社員間の交流を促すのであれば、部署の垣根を超えたイベントの企画がおすすめです。普段かかわりのない社員同士の会話が生み出せれば、その社内イベントは成功といえるでしょう。

具体的な社員交流を促すイベント企画例として、以下のようなものがあげられます。

  • 運動会
  • フットサルやバレーボールなどのスポーツ系イベント
  • 懇親会
  • 慰労会

運動会やスポーツ系イベントであれば、普段とは違う環境での社員間交流が期待できるでしょう。仕事を忘れてコミュニケーションをとることで、自然と仲も良くなっていきます。

懇親会や慰労会であれば、普段交流のない他部署がどのような仕事をしているのか、自分の仕事とどのようなかかわりがあるかなどの話が自然と生まれてくるでしょう。

上記のようなイベントは、横のつながりを強固にすることはもちろん、先輩と後輩・上司と部下といった関係もより良いものへと変えてくれます。社員間の交流を促したいなら、ぜひ企画してみてください。

社員間の団結力アップを促す社内イベント企画例

社員間の団結力アップを促したいのであれば、参加する社員が同じ目的・目標に向かえる社内イベントを企画するのがおすすめです。

たとえば、社内研修や社外研修を実施すれば、会社として課題に感じていることを社員に共有できます。研修内容も課題に沿った内容とすれば、社員全員が課題解決に向かって参加してくれるでしょう。

社員総会もイベントとしてはおすすめで、一年間の振り返りをすることで会社としての動きが把握できます。また、会社として見据えている将来のビジョンについて共有すれば、その後の仕事も同じ目的のもと動いてくれるでしょう。

上記のようなイベントは団結力アップはもちろん、社員のモチベーションアップにもつながります。会社全体を活気づけたいなら、研修や社員総会などを企画・開催するのがおすすめです。

社内イベントを成功させるためのポイント

社内イベントを成功させるためのポイント

社内イベントを成功させるのであれば、以下3つのポイントを押さえておく必要があります。

  • 社内イベントの開催目的を明確にする
  • さまざまな部署から運営メンバーを集める
  • 開催目的に合わせた企画を練る

それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

社内イベントの開催目的を明確にする

社内イベントを開催するときは、必ず開催目的を明確にしましょう。目的が定まらないままイベントを企画しても、求める効果は得られません。

開催目的が明確になっていれば、どのようなイベントを開催すればいいかも決めやすくなります。そのため、企画や準備がスムーズに進むのもメリットといえるでしょう。

なお、社内イベントを開催するにあたって、複数の目的を同時に満たそうとするケースは多いです。しかし、実際は逆効果となってしまいます。開催目的は1つに絞っておき、運営の軸とする部分がブレないように気を付けましょう。

さまざまな部署から運営メンバーを集める

社内イベントの開催自体が決定したら、運営メンバーを集めます。この時、メンバーはさまざまな部署から集めましょう。

運営メンバーの偏りをなくすことで、色々な視点からの意見を取り入れられます。年齢や性別、性格などの違いから集まった意見をうまく組み合わせれば、より良いイベントになる可能性が高いです。

また、参加する社員が楽しめるイベント作りにも繋がるでしょう。せっかく社内イベントを開催するなら、社員全員が楽しめるイベントを目指すのも重要なポイントです。

開催目的に合わせた企画を練る

イベントの目的や運営メンバーが集まったら、開催目的に合わせた企画を練っていきます。企画と開催目的に整合性が取れていなければ、本来期待していた効果を得られません。

期待していた効果を得られなければ、その社内イベントは失敗しています。社内イベントの開催には時間や人手などのコストがかかるため、成功につながるような企画をしっかりと練るようにしましょう。

社内イベント開催のメリット

社内イベント開催のメリット

社内イベントを開催すると、社員側だけでなく、当然会社側にもメリットが生まれます。具体的に考えられるメリットは、以下の3つです。

  • 生産性の向上が見込める
  • 人材の流出防止につながる
  • 社員の意識向上が期待できる

3つのメリットについて、内容を見ていきましょう。

生産性の向上が見込める

社内イベントの開催により、生産性の向上が見込めるのは一つのメリットです。

生産性が上がらない理由の一つとして、コミュニケーション不足があげられます。コミュニケーションが不足していると連係ミスや業務のミスが発生しやすく、生産性は悪いです。

社内イベントの開催目的を「コミュニケーション促進」として企画すれば、イベント開催後はコミュニケーションが充実し、連係ミスや業務のミスの数が大幅に減少するでしょう。

社内イベントによる生産性向上を目指すなら、コミュニケーションを促進する企画を立案してみてください。

人材の流出防止につながる

社内イベントを開催することで、自社の大切な人材が流出してしまうことを防げます。

社員が退職してしまうとき、「人間関係への不満」を抱いているケースは非常に多いです。

周囲の人とうまく付き合えない・自分だけ馴染めていないと感じてしまうと、居心地の悪さを覚えてしまうでしょう。

逆にいえば、人間関係がうまくいっていれば退職率を軽減させられるということです。実際、人間関係が良好な職場は退職の数が少なく、在籍年数も長くなる傾向にあります。

人材の流出防止には、働きやすい職場環境の実現が重要です。職場環境改善の意味も込めて、社内イベントの開催を検討してみましょう。

社員の意識向上が期待できる

社内イベントは、社員全員に向けて会社の方針や目標などを共有できる場です。そのため、社員に会社の方針を理解してもらえれば、会社全体としての意識が向上し、会社の成長につながるでしょう。

社員一人ひとりに会社の目標や方針を伝えるのは難しいです。しかし、社内イベントという共通の場を設ければ、短い時間で正確に社員の意識を同じ方向に向けられます。

会社をより強固な組織にしたいのであれば、社内イベントの開催を検討してみてください。

社内イベントの開催をイベント企画会社に依頼するのもおすすめ

社内イベントの開催をイベント企画会社に依頼するのもおすすめ

社内イベントの開催は、会社にとってさまざまなメリットを生み出します。しかし、実際に企画や運営をするのには、時間や手間がかかってしまうでしょう。

もし社内の人員だけで社内イベントの開催が難しいのであれば、イベント企画会社に依頼するのも一つの手段です。イベント運営のプロに依頼することで、以下のようなメリットを得られます。

  • 社内イベント開催に向けた時間や手間の削減につながる
  • 高クオリティな社内イベントを企画できる
  • プロならではのノウハウを活かした社内イベントが完成する

特に、初めて社内イベントを企画するときはうまくいきません。想像しているよりも労力がかかり、イベント自体の完成度が低いものとなってしまいます。

イベント企画会社では、イベント全体の運営や企画はもちろん、一部の作業のみを依頼することも可能です。社内の人員だけでの運営が難しいと感じるのであれば、ぜひイベント会社への依頼も検討してみてください。

>>クリエイティブで企業を支援するAZM CREATION

社内イベントはいらないと考えられている?

結論として、社内イベントはいらないと考えられているかといわれると、決してそんなことはありません。実際に社内イベントを開催してよかった・社内イベントを開催して良い影響が得られたとの口コミは多く見られます。

社内イベントがいらないといわれているうちのほとんどは、開催目的がはっきりしていないイベントです。開催目的が明確でなければ企画も中途半端になってしまい、何のために開催されたイベントかわからなくなってしまいます。

社内イベントを開催するときは、開催目的や解決したい課題を明確にし、その目的や課題に沿った内容のイベントを企画するようにしましょう。

社内イベントは目的を明確にするのが大切

今回は社内イベントを開催する目的について解説してきました。

結論として、社内イベントは目的をもって開催すれば、社内に良い影響を与えます。逆に何も考えずに開催すると意味がなく、開催の必要性すらありません。そのため、必ず企画段階から明確な目的を設定して動くようにしましょう。

また、社内イベントはリアルイベントからオンラインに移行し始めています。実際、新入社員の配属が全国各地に分かれてしまい、同期であるにもかかわらず一度もあったことがないケースは多いです。

そのような課題を解決するためにもオンラインの社内イベントは活躍し、同期だけでなく上司や部下とのコミュニケーションも生み出せます。そのため、社内イベントの重要性は高まってきているといえるでしょう。

この記事で紹介した内容をもとに、明確な目的を設定したうえで、社内イベントの開催を検討してみてください。

関連記事

ページ上部へ