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2022.07.07
社内表彰式進行の流れと成功の秘訣とは?6つのポイントを紹介
企業において、表彰式を企画する機会は多いです。
表彰式は受賞者だけでなく、参加者のモチベーションアップも促せるため、多くの企業で表彰式が行われています。
そんな表彰式について、実際に開催する上でどのように企画し、進行すれば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、もしあなたが会社の表彰式の担当者になったらどのような検討事項があり、どのような手順で表彰式を作っていけばいいか解説しています。また成功のコツや注意点についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
表彰式成功のための6つのポイント
- 表彰式の目的を再確認する
- 表彰式の予算の検討
- 場所の選定について
- 表彰式までの準備期間について
- 表彰項目と表彰対象者の選定とは
- 効果的な進行プログラムを検討する
もしあなたが表彰式の担当者になったら何から始めたらいいか、
主に社内で表彰式を企画する場合を想定して順番に紹介していきましょう。
表彰式を実施する目的とは
表彰式を実施するにあたって最も重要なことは
「何のために」「誰のために」実施し、「何をゴールにするか」が重要です。
表彰式を実施する主な目的は下記のようなことです。
- 表彰対象者への賞賛
- 参加者のモチベーションアップ
- 会社の方向性や方針を浸透させる
- 組織や企業風土の醸成
表彰式の最大の目的は「場」を作り、モノには代えられない価値を作ることです。
非日常的なステージでスポットを浴びたり、自分の写真がスライドで表示されたりすることで、表彰対象者にとって究極の賞賛の場をつくることができます。
なお、表彰対象者のための表彰式ではあるのですが、参加者への強いメッセージとなる表彰式も多くあります。表彰対象者への「あこがれ」が参加する他の社員のモチベーションアップにつながったり、プロジェクトリーダーや管理職の社員を表彰することで関係する社員の士気の向上につなげることも可能です。
また、様々な表彰項目を設けることで企業がどのような方向へ進もうとしているか、何を重要視しているのかをメッセージとして効果的に伝えることができる重要なイベントでもあります。
表彰式の予算について
表彰式を行うにあたって主に下記のような費用が掛かってきます。
- 会場費用
- ステージセットや装飾の費用
- 照明/音響/映像などの機材とオペレーター費用
- 受付スタッフやステージの進行スタッフ費用
- 台本制作やVTR・スライドなどの映像制作費用
- MC(司会)費用
- 表彰状や表彰物などの製作費用
上記はあくまで一例ですが、
企業の表彰式などでは社内リソースでまかなう部分と外部発注で行う部分を切り分けて予算を組むこともあります。またイベント制作会社に一括して依頼することで予算管理や手配をワンストップで行うことも可能です。
イベント制作会社は多くのブレーンと専門的なノウハウを持っているのでイベント規模が大きくなった場合はイベント制作会社に依頼することをお勧めします。
表彰式を実施する場所はどんな場所?
- ホテルの宴会場
- イベントホールやスペース
- 社内スペース
表彰式を実施するにあたって場所の選定は大変重要です。出席する人数や格式に応じて場所を検討する必要があります。
また飲食を伴うかどうかも重要なポイントです。ホテルの宴会場などは会場と飲食の提供がワンストップで可能である一方、費用面が高くなる傾向にあります。
表彰式の予算でもっともウエイトを占めるのが会場の費用です。
目的に合った会場探しが、表彰式を成功させる秘訣のひとつといっても過言ではありません。
表彰対象者は何人か、参加者数や座席スタイル、ステージの有無、会場のレイアウトなど検討すべき項目は多岐に及びます。
表彰式までの準備期間について
表彰式の準備にあたって検討することを大きく3つの段階に分けて下記にまとめます。
実施する規模によってこれらの具体的な準備期間は大きく異なり、スケジュールを組んで計画することが重要になります。
(構想段階)
- 表彰式の大枠の内容を検討
- 表彰対象者の洗い出し
- 予算の決定
(基本計画段階)
- 会場の検討/決定
- 照明や映像機材など検討
(実施段階)
- 表彰対象者の決定
- スライドやVTRなどの映像ソフト検討
- 当日の役割分担などスタッフィング
- 表彰式の進行内容など詳細の決定
上記はあくまで一例ですが、イベント制作会社では制作スケジュールを作成した上で、タイムスケジュール上すべきことを整理して無駄なく表彰式本番までサポートしてもらえるので依頼を検討してみるのも良いかもしれません。
また一部の企業では一定期間の各社員の業績に対して定期的に表彰式を実施しています。
表彰式を定番化することで「目指すべき場所」としての表彰式をカルチャーとして醸成させることができ、さらに大きな効果が生まれることもあります。
表彰項目と表彰対象者の選定について
先にも触れたとおり、一口に表彰式と言っても様々な表彰対象者がおり、目的に応じて表彰項目を分けて表彰する必要があります。
- 好業績で会社に貢献した
- 組織内の仕組みの改善に寄与した
- 永年勤続など企業にとって模範となる社員
表彰項目を業績などに応じて高低で分けることによって、表彰対象者のモチベーションをさらに高めることも可能です。
また新人賞のような新たなチャレンジを表彰するような項目や日頃目立ちにくいバックオフィスの社員にスポットをあてて表彰したりするなど、様々な立場の社員のモチベーションに働きかけることができるのも表彰式の一つの大きな効果といえるかもしれません。
効果的な表彰式進行プログラムを検討する
表彰式に関わる様々な検討事項が進んできたら、いよいよ進行プログラムの検討に入ります。
表彰式の進行の命は「台本」です。台本にはMC(司会)のコメントや出演者などのステージ上の動きが記してあります。
また、それだけでなくBGMや照明、映像などの「きっかけ」とよばれるタイミングが記してあり各セクションのスタッフが同時に表彰式を進行するためには重要なものになります。
その他、表彰式の目的や表彰項目の説明などをMCのコメントに入れていくことで表彰式の意義を改めて参加者に感じてもらうことが出来るでしょう。
表彰方法についても様々で、ほんの一例ですが表彰式で使われる表彰方法についてご紹介しましょう。
- 表彰対象者に自席にて起立してもらい拍手を送る
- 表彰対象者全員にステージに登壇してもらい名前を紹介する
- 表彰対象者が単独で登壇し、スピーチをしてもらう
上記のように表彰式において表彰項目ごとに表彰方法を変えていくことは、プログラムにメリハリが生まれるだけでなく、表彰方法に差異を設けることで上位の賞の重みが増す効果も期待できます。
冒頭でも書いた通り、表彰式の進行においては「台本」が重要な役割を占めます。
イベント制作会社では台本作成はもちろん、表彰式に関して様々な角度から提案が可能です。
表彰式の目的を明確にして成功に導こう
以上、ここまで表彰式の成功の秘訣について紹介してきました。
表彰式を企画すると締切などに追われて色々と忙しい日々に追われることでしょう。
また、さまざまな部署との調整が必要だったり、判断に迫られることも多く、とにかく表彰式を無事終わらせることに精一杯になってしまうこともあります。
そんなときこそ、今一度、表彰式を開催する真の目的である「何のために」「誰のために」表彰式をするのか?その原点に立ち返ってみることこそが表彰式を成功させる最大のポイントです。そうして迎えた本番はきっと素晴らしい表彰式となるでしょう。
アズムクリエイションは国内・海外、規模の大小を問わず、数々の表彰式を成功させてきた実績があります。記事の中にあった、
- 各種手配(会場選定、ステージデザイン、音響/照明/映像などテクニカル関連など)
- スライド/VTR/台本などのソフト制作
- 表彰式に付随したグラフィックデザイン、WEB制作
などワンストップで対応可能です。
表彰式をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。